高校卒業国家試験1日目。
イタリアの筆記試験では、まず下書き用の紙に内容をまとめ、一度文章として書き上げてから見直し、その後、提出用の紙にボールペンで清書して提出します。
そのため、試験中にボールペンのインクが切れてしまうと大変。
なので、娘は念のため6本のボールペンを持って行きました。
「そんなに必要なの?」と友達に笑われたそうですが、さらに上がいたそうです!
箱ごと持ってきた生徒がいて、「1文字ずつ新しいボールペンを使うの?」と今度はその子が皆に笑われていたそうです。
イタリアの高校卒業試験では、高校最後の3年間の成績が40%、卒業試験が60%として評価されます。
合計60点以上を取らなければ卒業できません。
実際には多くの生徒が卒業できるとは思いますが、試験当日までどんなテーマが出題されるか分からないため、生徒たちにとってはかなり大きなプレッシャーです。
毎年この時期になると、出題内容を予想する人たちがいますが、今年もほとんど当たりませんでした。
娘が選んだテーマは、イタリアの詩人・小説家チェーザレ・パヴェーゼ。
実は今年はイタリア語の先生が病気で長く休んでいたため、授業の後半に駆け足で学んだ作家でした。
そのため、思ったほど内容を広げられず、「文字を少し大きめに書いて枚数を増やした」と試験後に笑いながら話していました。
娘が試験に挑んでいる間、私たち夫婦は久しぶりにウォーキングへ。
この1週間は娘が試験勉強のためずっと家にいたので、なんとなく私たちも落ち着かず、ゆっくり外出する機会がありませんでした。
フォルテッツァ周辺まで歩いて行くと、ちょうどメンズファッションの世界最大級の見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ」の最終日。

大きなスーツケースを引く人や、おしゃれに着飾った人たちが街を行き交い、いつも以上に華やかな雰囲気でした。
以前はピッティ・ウオモの時期になると、市内のホテルが満室になり、宿泊先探しに苦労することもありました。
近年は、会場のフォルテッツァ・ダ・バッソ周辺に「The Social Hub Florence Belfiore(ベルフィオーレ)」や「The Social Hub Lavagnini(ラヴァニーニ)」といった新しい宿泊施設がオープンしています。
The Social Hubへ行ってきました。 フィレンツェは世界中から観光客が訪れる人気都市です。 しかし、その人気ゆえに近年問題になっているのが住宅不足。 多くのアパートが観光客向けの短期貸しに切り替わり、留学生や若い人たちが住む[…]
フィレンツェを訪れる方にとって、滞在の選択肢が以前より広がっているように感じます。
帰り道には、久しぶりにジャコーザでカフェタイム。

このバールは、イタリアを代表するカクテル「ネグローニ」が最初に作られた店として知られています。
店内には美しい大理石がふんだんに使われ、高級感がありながらも居心地の良い雰囲気です。
ブリオッシュも美味しいのですが、私たちのお気に入りはカプチーノ。

程よい濃さのコーヒーに、きめ細かくなめらかな泡が合わさり、とても美味しくいただけます。
フィレンツェには素敵なバールが数多くありますが、ジャコーザもその一つ。
街歩きの途中で少し休憩したい時におすすめのお店です。
Florence Hotel, Student Accommodation and Coworking – The Social Hub
