高校卒業国家試験も残すは口頭試験のみ
残すは最後の口頭試験のみとなりました。
娘はプレゼンテーションの最終仕上げをしながら、実際に声に出して練習を繰り返しています。
「誰かに聞いてほしい」
と言うので、まずは私が聞き役になるのですが、
正直なところ私は
「いいね」
「分かりやすいね」
くらいしか言えません。
結局、イタリアの高校・大学で鍛えられた夫が聞き役になります。
口頭試験は1人約1時間。
数人の試験官を前にプレゼンテーションを行い、その後は質問に答えていきます。
1日数人しか試験を受けられないので、クラス全員が終わるまで1週間ほどかかり、人数が多い学校ではさらに長く続くこともあります。
夫によると、この試験のコツは
「できるだけ質問されないように、自信を持って話し続けること」
だそうです。
イタリア人が議論好きで、政治家やテレビのコメンテーターが延々と話せるのも、こうした教育の影響があるのかもしれません。
気分転換にオーガニック市場へ
とはいえ、2日間で12時間の筆記試験を終えたばかり。
さすがに疲れたようで、
「週末くらいは勉強を忘れたい」
というので、気分転換に近くのサントスピリト広場の市場へ行ってきました。
毎月第3日曜日に開かれるオーガニック市場です。

野菜や果物はもちろん、
ハーブ、チーズ、パン、お菓子、布製品、靴など、さまざまな商品が並びます。

トスカーナ各地の生産者が直接販売に来るため、普段は見かけない商品に出会えることもあります。
掘り出し物を探すのが上手なイタリア人
市場を歩いていると、素敵なオリーブの木のまな板や手作りの商品も並んでいました。

イタリア人は市場で掘り出し物を見つけるのが本当に上手です。
上質な革製品やブランド品の型落ちモデル、サンプル品などを驚くほどお得な価格で見つけてくることがあります。
私などは見逃してしまうようなものでも、素材やデザイン、作りを見て
「これは良い物だから買っておいた方がいい」
と即決する人も多く、市場を歩いているだけでも面白いのです。
フィレンツェの日常を楽しむ
フィレンツェというと、革製品のショッピング、美術館や教会巡りが有名です。
もちろんそれも魅力ですが、長期滞在なら市場をのんびり散策するのもおすすめです。
地元の人たちが買い物を楽しみ、生産者と会話をしながら商品を選ぶ。
そんな何気ない日常の風景も、フィレンツェらしい魅力のひとつだと思います。
口頭試験まではあと少し。
5年間の高校生活の締めくくりとなる最後の試験へ向けて、また来週から最後の追い込みです。