フィレンツェ暮らしの楽しみ方|ミケランジェロ広場までの1-2時間ウォーキングコース

フィレンツェで暮らしていると、観光地へ行くことも「観光」ではなく、少しずつ日常の一部になっていきます。

私たちのアパートから、ウォーキングコースとしてちょうどいいのがミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)

ミケランジェロ広場へ行く道はいくつかあります。

その日の気分や体調によって道を変えられるのも、フィレンツェを歩く楽しみの一つです。

あまり歩きたくない日は、アルノ川沿いから

今日はあまり長く歩きたくないな、という日は、アルノ川沿いを歩いてバラ園を抜け、ミケランジェロ広場へ向かいます。

途中から少し急な坂道になりますが、比較的短いコース。

「今日はちょっと歩きたい」という日には、こちらを選ぶこともあります。

一方、

「今日はもう少し歩きたいな。」

という日は、ローマ門(Porta Romana)から向かいます。

こちらは坂道が比較的緩やかなので、時間をかけて歩きたい時にはちょうどいいコースです。

ローマ門から歩く、緑の中のウォーキングコース

ローマ門からミケランジェロ広場へ向かう道には、緑がたくさんあります。

木陰になっている場所も多く、フィレンツェの街中を歩いているとは思えないような、静かな雰囲気。

夏の暑い時期でも、日陰を選びながら歩けるので、ウォーキングコースとして気に入っています。

途中には、小さな広場があります。

▶ローマ門おすすめカフェ

大きな木の下にベンチがあり、近くでは水が流れる音も聞こえます。

ここを通るたびに、

「こんな場所で本を読みながら、ゆっくり過ごすのもいいね。」

と娘と話します。

でも、いつも結局そのまま通り過ぎてしまうんですよね。

いつか本を一冊持ってきて、ここでゆっくり過ごしてみたいと思っています。

こういう「いつかやってみたい」が少しずつ増えていくのも、フィレンツェで暮らす楽しさなのかもしれません。

音楽を聴きながら歩いていると、いつの間にかフィレンツェの景色が見えてくる

ローマ門からミケランジェロ広場へ向かう道は、緑の中を歩く時間が長いので、私は音楽を聴きながら歩くのも好きです。

 

ミケランジェロ広場への行き方ミケランジェロ広場への行き方ミケランジェロ広場への行き方

歩いているうちに、少しずつ視界が開けてきます。

そして、左側にフィレンツェの街並みが見えてきます。

「フィレンツェのドゥオーモだ!」

と思う瞬間。

歩き始めた時には少し遠く感じていたミケランジェロ広場も、気がつけばもうすぐです。

途中には、画家たちが集まる絶景スポットも

このルートの途中には、フィレンツェの街を眺められる素敵な場所があります。

 

ここでは、イーゼルを立てて絵を描いている人たちをよく見かけます。

フィレンツェの街並みを目の前にして絵を描く。

画家の方にとっては、これ以上ないほど魅力的な場所なのかもしれません。

観光客でいっぱいの広場とはまた違った、静かにフィレンツェを楽しめる場所です。

サン・ミニアート・アル・モンテからの景色

ミケランジェロ広場への行き方

そして、この散歩で私が特に好きなのが、**サン・ミニアート・アル・モンテ(San Miniato al Monte)**から見るフィレンツェの景色。

何度来ても、

「やっぱりきれいだな。」

と思います。

フィレンツェに長く住んでいると、同じ景色を何度も見ることになります。

それでも、季節や時間帯、天気によって少しずつ表情が違う。

初めてフィレンツェを訪れた時のような「観光地を見に行く」という感覚ではなく、

「今日はこの景色を見に歩いてみよう。」

という気軽な楽しみ方ができるようになります。

帰りは少し近道をして

ミケランジェロ広場とサン・ミニアート・アル・モンテからの景色を楽しんだら、帰りは少し近いルートを選びます。

往復で約1時間ほど。

もちろん、途中で景色を眺めたり、写真を撮ったり、休憩したりすれば、もっと長く楽しめます。

「観光地を一つ訪れる」というより、フィレンツェの街を歩きながら楽しむ時間です。

フィレンツェに長く滞在する方におすすめしたい散歩

短い旅行だと、どうしても効率よく観光地を巡りたくなります。

ウフィツィ美術館へ行って、ドゥオーモを見て、ヴェッキオ宮殿へ行って……。

もちろん、それもフィレンツェ旅行の楽しみです。

でも、1週間、2週間、そして1か月と長く滞在するなら、毎日そんなに頑張って観光する必要はありません。

朝、少しゆっくり起きてコーヒーを飲み、歩きやすい靴を履いて散歩に出る。

途中でベンチに座って休憩する。

サン・ミニアート・アル・モンテからフィレンツェを眺める。

帰りに近所のバールでカプチーノを飲む。

そんな一日も、フィレンツェで暮らす楽しみの一つです。

フィレンツェを「観光する」のではなく、「暮らすように過ごす」

私たちのアパートからミケランジェロ広場までは、こうして歩いて楽しむことができます。

もちろん、毎回ミケランジェロ広場まで行く必要はありません。

その日の気分で途中まで歩いて帰ってもいい。

少し疲れたらバールで休憩してもいい。

「今日はもう少し歩こう」と思ったら、サン・ミニアート・アル・モンテまで行ってみる。

そんな自由な時間の使い方ができるのは、ホテルに数泊する旅行とは少し違う、長期滞在ならではの魅力だと思います。

フィレンツェに1か月滞在するなら、観光名所だけではなく、地元の人のように歩く時間もぜひ楽しんでみてください。

私たちが暮らしているフィレンツェの街には、ガイドブックには載っていない小さな楽しみがたくさんあります。

※ローマ門からミケランジェロ広場までは徒歩で約45分です。

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