夏はゆっくり、少しずつ
今年の夏休みは、9月に行われる音楽院の学科試験に向けて勉強をしている娘。
イタリアの音楽院は、実技試験に合格すると入学できますが、その後に学科試験があります。
学科試験の結果によっては、入学後に履修しなければならない科目が増えることもあるため、夏休みのうちから少しずつ準備を始めています。
とはいえ、フィレンツェの夏は暑さが厳しく、勉強もなかなかはかどりません。
少し楽典や和声の本を読んでは休憩し、また数ページ読んでは休憩…。
そんなふうに、本当にゆっくりと進めています。
気分転換はやっぱりカフェ
勉強の合間には、気分転換を兼ねて娘とお散歩へ出かけることもあります。
その途中で寄るのがカフェ。
フィレンツェで暮らしていると改めて感じるのが、イタリアのカフェ文化の豊かさです。
イタリアでは、朝にエスプレッソやカプチーノ、カフェ・マッキアートを飲む習慣がある人がとても多くいます。
朝食を家で食べる人もいますが、
「起きてすぐは重たいものは食べたくない。」
という人も多く、そのため学校では10時頃に軽食の時間があります。
パニーニや甘いパンを食べる生徒も多く、会社勤めの人も出勤前や仕事の合間にバールで朝食をとることがよくあります。
バールは地域の交流の場
イタリアのバールでは、多くの人がカウンターでコーヒーを楽しみます。
おしゃべり好きなイタリア人らしく、バリスタと世間話をしたり、毎朝顔を合わせる常連さん同士で会話を楽しんだり。
地域密着型のバールには新聞が置かれていて、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる人の姿もよく見かけます。
バールは、コーヒーを飲む場所というだけではなく、人と人が自然につながるコミュニティのような存在でもあります。
その日の気分で立ち寄るお気に入りのバール
フィレンツェには本当にたくさんのバールがあります。
私も散歩の途中やショッピングの途中、ちょっと休憩したい時や、お手洗いを借りたい時などにも気軽に利用しています。
先日、ミケランジェロ広場へ歩いて行く途中に立ち寄ったのは、ローマ門近くにある地元で人気のバール。
近くに住む友人のお気に入りのお店でもあり、地元の人たちでいつも賑わっています。
カプチーノの泡がとてもきめ細かく、美味しい一杯でした。
一方、娘とショッピングの途中に立ち寄ったのは、ドゥオーモ近くのScudieri。
おしゃれなカップに入った少し苦めのエスプレッソが印象的。
フィレンツェの暮らしを感じられる場所
観光名所を巡るのももちろん楽しいですが、バールでゆっくりコーヒーを飲みながら過ごす時間も、フィレンツェらしい楽しみ方の一つだと思います。
私たち家族も、音楽院の勉強の合間にカフェで気分転換をすることがよくあります。
家にこもって勉強を続けるよりも、一度外へ出て、美味しいカプチーノを飲み、少し歩いて気持ちをリセットすると、不思議とまた集中できるものです。
そんな時間の使い方も、イタリアらしい暮らしの魅力なのかもしれません。
娘が音楽院を選んだ理由
娘は、この夏、フィレンツェ音楽院への進学を決めました。
実技試験だけでなく、学科試験の勉強も少しずつ進めていますが、音楽院という進路を選ぶまでには、家族で何度も話し合いを重ねました。
「音大へ行っても食べていけない」と言われることもある時代に、それでも娘が音楽院を選んだ理由、そして親としてどのように考えたのかについては、こちらの記事で詳しく書いています。
▶ 「音大へ行っても食べていけない」と言われる時代。それでも娘が音楽院を選んだ理由
今回ご紹介したバールや散歩コースは、私たちのアパートから徒歩で訪れることができます。フィレンツェで暮らすように滞在したい方は、ぜひこちらもご覧ください。
▶フィレンツェで暮らす贅沢な1ヶ月 – Accaiani Apartments monthly rentals in florence italy
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