フィレンツェといえば、ウフィッツィ美術館やドゥオーモが有名ですが、フィレンツェには100年以上の歴史を持つ老舗カフェがいくつもあります。
その中でもレプブリカ広場にある**Giubbe Rosse(ジューベ・ロッセ)**は、20世紀初頭に未来派の芸術家や作家たちが集い、新しい芸術や文学について語り合ったことで知られる歴史あるカフェです。

娘が高校で未来派を学び、「Giubbe Rosse(ジューベ・ロッセ)で若者たちが未来について語りあっていたというのを聞き、行ってみたい。」と話していたので、久しぶりに訪れてみました。
フィレンツェは歴史のある街なので、ウフィッツィ美術館やシニョーリア広場など、学校で学んだ場所を実際に訪れることができます。
教科書で学んだ歴史や芸術を実際に目で見られる環境は、子どもの記憶にも残りやすく、そんな環境で子育てができるのは、フィレンツェの魅力の一つだと感じています。
久しぶりに訪れて
娘が小さかった頃に何度か訪れたことはありましたが、その後は自然と他の歴史あるカフェへ足が向くようになりました。
久しぶりに訪れてみると、以前と変わらない落ち着いた雰囲気。
レプブリカ広場という観光客で賑わう場所にありながら、他の老舗カフェより比較的席に余裕があり、ゆっくり休憩できるのも魅力だと感じました。
今回一番印象に残ったのは、朝食用クロワッサンの大きさです!
同じレプブリカ広場にある老舗カフェと比べても一回り大きく、食べ応えがありました。
カプチーノやエスプレッソの美味しさは他のお店と変わらず、本格的なイタリアのカフェ文化を楽しめます。
トスカーナ名物「ブディーノ・ディ・リーゾ」の食べ比べ
娘が毎回楽しみにしているのが、**ブディーノ・ディ・リーゾ(Budino di Riso)**です。
トスカーナでよく見かける伝統菓子で、サクサクのタルト生地の中に、ミルクで炊いたお米とカスタードクリームを詰めて焼き上げた素朴なお菓子です。
同じお菓子でも、お店によって味わいが少しずつ違うのも面白いところ。
今回いただいたGiubbe Rosseのブディーノ・ディ・リーゾは、とてもシンプルで昔ながらの素朴な味わいでした。
一方、**Paszkowski(パスコフスキー)**のものは、ほんのりレモンの香りが広がる、少し洗練された印象。
娘はどちらも好きですが、
「Giubbe Rosseは素朴で家庭的な味。Paszkowskiは少しおしゃれな味。」
と言っていました。
同じトスカーナのお菓子でも、お店ごとの個性を食べ比べるのも、フィレンツェならではの楽しみ方だと思います。
老舗カフェ比較
| カフェ | おすすめポイント |
|---|---|
| Giubbe Rosse(レプブリカ広場) | 文学や芸術の歴史を感じたい方、比較的ゆっくり過ごしたい方、未来派ゆかりの場所を訪れたい方、大きなクロワッサンを楽しみたい方 |
| Paszkowski(レプブリカ広場) | 地元の人にも人気。気軽な雰囲気で、外のソファ席でのんびり過ごせるので娘のお気に入り。 |
| Gilli(レプブリカ広場) | エレガントで高級感のある雰囲気。特別な時間を過ごしたい時におすすめ。 |
| Rivoire(シニョーリア広場) | チョコレート好きならぜひ訪れたい一軒。チョコレートクリーム入りのクロワッサンがおすすめ。 |
| Caffè Giacosa(トルナブォーニ通り近く) | ラグジュアリーな空間で優雅なカフェタイムを楽しめます。クリーム入りクロワッサンも人気です。 |
私のお気に入りは…
正直に言うと、娘と一緒の時には娘の意見を尊重しPaszkowski、エレガントな雰囲気を味わいたい時にはCaffè GiacosaかGilli、チョコレート系が食べたくなったらRivoireへ行くことが多いです。
それぞれに個性があり、その日の気分によって選べるのも、フィレンツェの老舗カフェの魅力だと思います。
コーヒーと一緒に、100年の歴史も味わう
フィレンツェには、美味しいコーヒーを楽しめるカフェがたくさんあります。
でも、この街ならではの魅力は、
「100年以上前、この席で芸術家や作家たちが、新しい時代について語り合っていたのかもしれない。」
そんなことを想像しながら過ごせることです。