フィレンツェへ来たら殆どの人が行くのがフィレンツェのドゥオーモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
3色の大理石を上手に使って建てられたフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はフィレンツェ人の誇り。
ミラノの大聖堂も有名で、初めて見た時には美しさのあまり感動して、フィレンツェ人の夫にミラノの大聖堂がどれだけ素晴らしかったか語った事がありますが、フィレンツェ人にとっては、ミラノの大聖堂よりもどこの大聖堂よりもフィレンツェの大聖堂が一番素敵なのだとか。
そのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂前にあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂の扉の一つ、黄金に輝く「天国の扉」。
こちらも多くの観光客が一目みようといつも人だかりが出来ていることが多いです。

お名前は茂登山長市郎さん。彼は、フィレンツェ市からフィレンツェの扉を開ける「フィレンツェの鍵」を授与されたそうです。
フィレンツェには、沢山の美術品がありますが、これらの作品を保ち修復するのには、相当な資金がかかるので、後世へ残すためにも、こういう手助けをしてくれるというのは、本当にありがたいことだと思います。
さて、このオリジナルですが、長い間、修復作業が続いていて、2012年9月、27年間の修復期間を終え、ようやく美術館(Museo dell’Opera di Santa Maria del Fiore)へ展示されるようになりました!

ちなみに、”旧聖書の物語を描いたパネルの中には何人の人がいるか数えてみてください”という記事がありました。
一枚のパネルになんと、100人以上描かれているものもあるとか・・・。
本物はドゥオーモ近くの博物館で見る事が出来ます。