先日、大学時代の友人が家族と一緒にフィレンツェへ旅行に来ました。
友人とは大学の頃からの長い付き合いです。
子どもたちも年齢が近く、小さい頃から何度か一緒に遊んでいるので、今回会えることを家族みんなで楽しみにしていました。
今回、友人から「フィレンツェで行きたいところ」を聞いてみると、
「ランプレドットを食べたい」
「フィレンツェのビステッカが食べたい」
「ミケランジェロ広場から夕日を見たい」
「ウフィッツィ美術館に行きたい」
「若者の間で流行っている写真スポットへ行きたい」
「ダビデ像が見たい」
「アウトレットへ行きたい」
等々と、いろいろなリクエストが出てきました。
ただ、フィレンツェ滞在は2泊。
全部を実現するのは、なかなか難しそうです。
ダビデ像は今回は断念
まず、ダビデ像のあるアカデミア美術館。
フィレンツェの美術館の中でも、特に長い行列ができる場所です。
予約なしで行くとかなり待つことになるので、並ばずに入るなら予約がおすすめ。
ところが、今回空いていた予約時間は朝8時からの時間帯でした。
友人は、
「朝は起きられないから、今回はやめておく」
ということで、ダビデ像はシニョーリア広場のダビデを見れればいいと次回のお楽しみに取っておくことに。
アカデミア美術館は、どうしても行きたい時間帯がある場合は、早めに予約しておくことをおすすめします。
フィレンツェは小さな街ですが、人気の美術館は時間を上手に使わないと、あっという間に一日が終わってしまいます。
まずはランプレドットを食べにメルカート・チェントラーレへ
フィレンツェに来たら食べてみたいものとして、友人が挙げたのがランプレドット。
フィレンツェ名物のひとつです。
そこで、まずはメルカート・チェントラーレへ。
ランプレドットは「Famiglia Bambi」「Da Nerbone」で食べることができます。
ランプレドットは好みが分かれるので、今回はランプレドットだけではなく、ボッリートやペポーゾなども注文して、みんなで少しずつ味見することにしました。
その後はそれぞれ好きなものを購入。
中央市場の良いところは、魚介類、お肉、トリュフ専門店、ピザ、ハンバーガーなど、いろいろなお店が入っていること。
全員が同じものを食べなくても、それぞれ好きなものを選べます。
家族やグループで食べたいものが違う時にも、便利な場所です。
フィレンツェ2日間なら効率よく
友人一家のフィレンツェ滞在は2泊。
フィレンツェには見どころがたくさんありますが、2日ですべてを見るのはもちろん無理です。
そして、私が今回ひとつ決めていたのは、
長い行列に時間を使わないこと。
でした。
友人は「フィレンツェ大聖堂の内部も見たいかな?」、と言っていたのですが、最近は朝早くから行列ができていて、地元に住んでいる私たちでも少し躊躇してしまうほどです。
2日しかない旅行で、何時間も列に並んでしまうのは、少しもったいない。
そこで今回は、ドゥオーモの内部見学はやめて、代わりにメディチ家礼拝堂へ行くことにしました。
メディチ家の礼拝堂は、貴石や珍しい大理石を使ったモザイクや天井の豪華さで入った途端言葉を失うほどです。

フィレンツェには、ひとつの観光名所にこだわらなくても、素晴らしい建物や美術作品がたくさんあります。
短い滞在だからこそ、その時の混雑状況を見ながら予定を変えるのもいいと思います。
娘が友人一家をウフィッツィ美術館へ
この日は私と夫に別の用事があったため、中央市場、メディチ家の礼拝堂、シニョーリア広場、ヴェッキオ宮殿内ミケロッツォの中庭、ウフィッツィ美術館までは娘が案内することになりました。
娘にとっても、友人の子どもたちと会うのは久しぶり。
今回会えること、大好きなウフィッツィ美術館を案内出来ることを、とても楽しみにしていました。

娘はウフィッツィ美術館が好きでアート好きな友人と頻繁に美術館巡りをしているのでウフィッツィ美術館内のことは比較的よく知っています。
それでもいかに効率よく回れるかを考えて前日には美術館の地図まで確認して、
「ここを見て、次にこっちへ行って……」
と、頭の中で特に大事な作品の回る順番をシュミレーションしていました。

こういうところを見ると、いつの間にか娘もフィレンツェを案内する側になったのだな、と少し不思議な気持ちになります。
ウフィッツィ美術館は予約なしで入れました
我が家からウフィッツィ美術館は近いので、最近のウフィッツィ美術館の混雑状況を確認していました。
午後遅めの時間なら、それほど混んでいないようだったので、まずは予約なしで行ってみることに。
もし混んでいたら、その場で予約するつもりでした。
メディチ家礼拝堂を見た後にウフィッツィへ行ってみると、思っていたよりも空いていて、そのまま待たずに入ることができました。
もちろん、混雑状況は時期や曜日、時間帯によって変わります。
ただ、この日は午後遅めの時間に行ったことで、思いがけずスムーズに入ることができました。
フィレンツェに住んでいると、こうしてその日の街の様子を見ながら予定を調整できるのは便利です。
ウフィッツィの後は、ジェラートでひと休み
ウフィッツィ美術館の出口で私たちも合流しました。
ウフィッツィ美術館の閉館までいた娘たちはかなり疲れていたので、ミケランジェロ広場へ向かう途中でジェラート休憩。
フィレンツェを歩いていると、こういう小さな休憩も楽しみのひとつです。
観光名所を次々と見て回るだけではなく、
「ちょっと疲れたからジェラートを食べよう」「カフェで休憩」
と立ち止まる。
そんな時間があると、旅行も少しゆったりしたものになります。
ジェラートもおすすめですが、夏の暑い日にはさっぱりとしたレモンのグラニータもおすすめです。

夕方のミケランジェロ広場へ
そして、この日の最後のお楽しみが、ミケランジェロ広場。
友人から「夕日を見たい」とリクエストされていました。
実は、私たちの家族は朝のほうが活動しやすいタイプなので、ミケランジェロ広場にも普段は午前中に行くことが多いのです。
夕方に行くのは、学生の頃以来かもしれないくらい久しぶりでした。
夕日の時間を調べて、その少し前に到着。
フィレンツェの街を歩いていると、夕方の光そのものがとてもきれいです。
ミケランジェロ広場へ向かう道も、少しずつ色が変わっていきます。
そして、広場から見たフィレンツェの夕日。
やはり特別でした。
平日だったにもかかわらず、広場にはたくさんの人がいました。
階段は、夕日を楽しむ人たちで歩けないほど。

それでも、この景色を見るためなら来る価値があると思います。
フィレンツェに滞在していて、もし夕方に時間があるなら、ぜひ一度ミケランジェロ広場まで歩いてみてください。
昼間とはまったく違うフィレンツェを見ることができます。
まだまだ行きたいところは2日目へ
アウトレットは朝から行った方がいいので、2日目の朝、そして若者の間で流行っている写真スポットは2日目の午後にしました。つづく