イタリアの学校が始まるのは、9月中旬。
毎年この時期になると思うのですが、フィレンツェでは、学校が始まる頃になると、夏の暑さが少しずつ和らいできます。
8月は暑くて寝苦しい日も多いのですが、9月末になると、もうすっかり秋。
日向にいると暖かいけれど、風は涼しくて気持ちがいい。
街を歩くのにも、とても心地よい季節です。
今年の夏はフィレンツェの街歩き
今年の夏は、娘に音楽院の2次試験があったため、あまり遠出はしませんでした。
遠くへ旅行する代わりに、近所を歩いたり、フィレンツェの街を散策したり。
そして、気になるバールを見つけては入ってみる。
振り返ってみると、今年の夏はフィレンツェの街歩きとバール巡りばかりしていたような気がします。
フィレンツェは、旧市街だけを歩いていても楽しい街ですが、ウォーキングをしていると、観光客が多いエリアを抜け、住宅街へ入っていくことがあります。

そんな場所で、地元の人たちが利用している小さなバールを見つけるのも、フィレンツェ暮らしの楽しみのひとつです。
今回ご紹介するのも、住宅街の中にあるバールです。
ローマ門近くの素敵なバール
ローマ門から歩いて5分ほど。
中心街からは少し離れた住宅街の中に、素敵なバールがあります。
ここで飲んだレモネードがとても美味しかったので、ご紹介します!

娘が小さい頃、お友達の家に遊びに行くと、シチリア産の美味しいレモンで作った手作りのレモネードが作ってあることがよくありました。
その頃に飲んだレモネードの味が、今でも忘れられないほど美味しかったのを覚えています。
暑い日に、よく冷えたレモネードを飲む。
それだけで「イタリアの夏だな」と感じます。
このバールのレモネードも甘すぎずなく冷えていて美味しかった♪
古い修道院を利用したカフェ
このバールが素敵なのは、飲み物やケーキだけではありません。
昔の修道院を改装した建物なので、天井が高く、とても開放感があります。
そして、建物の中だけでなく、広い中庭もあります。
ここは Il Conventino – Caffè Letterario, Arte e Artigianato というプロジェクトによって生まれた空間。

様々なイベントが催され、フィレンツェのアートや職人文化、そしてこの地域の歴史に触れられる場所でもあります。そして、本や新聞を読める場所があり、ゆっくりと過ごせます。
観光客でにぎわっているバールもいいですが、本を読んだり、友人と話したり、庭を眺めたり静かにのんびり過ごしたい時におすすめです!
PCを持って行き、中庭で仕事をしながらゆっくりコーヒーを飲んでいる人たちもいました。
フィレンツェのバールは暮らしの中にある
平日に訪れましたが、アメリカ人らしき家族や若い人たちがのんびり過ごしていました。

フィレンツェを旅行すると、美術館や教会、歴史的な建物を見て回るのももちろん楽しい。
でも、フィレンツェに長めに滞在するなら少し歩いて住宅街に入り、気になるバールを見つけて、そこでゆっくりコーヒーを飲んだり、レモネードを飲んだりするのもおすすめです!
そして、このバールは手作りのケーキも美味しかったです。

美味しいものを食べながら、緑のある空間でゆっくり過ごせるので、とても居心地がよく、また行きたくなる場所でした。
娘の音楽院の2次試験も無事終了
今年の夏は、娘にとっては音楽院の2次試験に向けた勉強の夏でもありました。
そのため遠くへ旅行することはできませんでしたが、フィレンツェの街を歩き、バールで美味しいものを食べながら過ごす時間も、それなりに楽しい夏でした。
そして2次試験も無事に終了。
和声とアナリーゼ、ピアノの試験に合格していました。
自分で本を読んで勉強していたので、試験2日前に解いた問題で半分くらい間違えた和声連結をしていて、「やっぱり最後まで本を読まないと連結出来ないか!」と、続きを読み、前日は夜中の12時まで問題を解いていて、かなりギリギリだったので通ったことに驚きました!
音楽院の新学期が始まるのは10月中旬。
イタリアの学校は9月中旬から始まりますが、音楽院はもう少し遅く、秋が深まり始める頃に新しい学年がスタートします。
それまでの9月は、夏休みの余韻を少し残しながら、ゆっくりと秋の生活へ戻っていく時期。
暑さも落ち着き、街を歩くのが気持ちよくなるこの季節は、フィレンツェで暮らすにはとても心地よい時期です。
今回の音楽院の2次試験については、こちらの記事に詳しくまとめています。
興味のある方はどうぞ!
