「円安時代のヨーロッパ旅行|おすすめ両替方法と注意点

少し前から私の周りで話題になっているのは、今まで経験したことのない円安です。

私がイタリアへ留学し始めた2000年頃は、1ユーロが100円を切る時期もありました。

当時は毎年のように母が日本から遊びに来て、一緒にヨーロッパ各地を旅行していました。

その後ユーロは年々上昇し、一時は170円近くまで上がりました。

ホテル代も毎年のように値上がりし、

「随分高くなったね」

と母と話していたのを覚えています。

それでも母は、

「今年が最後かもしれないから」

と言いながら、何年も続けてフィレンツェへ遊びに来てくれました。

おかげで一緒にヨーロッパ各地を旅することができ、今ではかけがえのない思い出になっています。

今振り返ると、当時は高いと思っていた旅行代も、現在と比べればまだずいぶん安かったのかもしれません。

2026年はさらに円安へ

170円で驚いていた当時ですが、2026年4月にはユーロが187.72円まで上昇しました。

20年以上ユーロ円相場を見てきましたが、ここまで円安になったのは初めてです。

市場では「200円を超えるのではないか」という予想もあり、どこまで円安が進むのか心配していました。

その後、一時的に円高へ振れる場面もありましたが、依然として歴史的な円安水準が続いています。

さらに、フィレンツェのような人気観光地ではホテル代やレストラン代も年々値上がりしています。

コロナ禍以降はその上昇スピードがさらに速くなったように感じます。

加えて近年は世界情勢の影響もあり、航空券も決して安くありません。

それでもヨーロッパへ来る人は来る

それでも今年も日本から友人や知人が遊びに来ます。

コロナ禍を経験したことで、

「いつか行こうではなく、行ける時に行こう」

「元気なうちに見たい景色を見ておこう」

と考える人が増えたのかもしれません。

実際、

「円安だから行かない」

というよりも、

「高くても行きたいから行く」

という人が増えたと感じています。

旅行そのものを我慢するのではなく、行ける時に行く。

だからこそ、両替やATM手数料など無駄な出費は少しでも抑えられたらと思のではないでしょうか。

為替レートが良い時に少しずつ両替する

毎年ヨーロッパへ旅行する予定がある方や、近いうちにヨーロッパ旅行を考えている方は、レートが良い時に少しずつユーロへ両替しておく方法もあります。

私の周りで利用している人が多いのがWISEです。

WISEでは無料で円口座とユーロ口座を持つことができ、必要な時に比較的良いレートで両替できます。

さらにWISEカードを作れば、

  • 現地でのカード決済
  • ATMでの現金引き出し

も可能です。

街中の観光客向け両替所を利用するより有利なことが多いため、留学生や長期滞在者にも人気があります。

フィレンツェでATMを使う時の注意点

便利なWISEですが、現金を引き出す時にはATM選びも大切です。

観光地ではATMの不正改造やカード情報の盗難などが問題になることがあります。

そのため

  • 銀行内にあるATM
  • 郵便局内のATM
  • 防犯カメラが設置されているATM

の利用がおすすめです。

特にフィレンツェ中央郵便局のATMは比較的安心感があります。

素敵な建物を観るだけでも面白いと思います。

フィレンツェ郵便局

もちろん絶対に安全ということはありませんが、人通りの少ない場所にあるATMよりは安心して利用できます。

※ATM利用手数料は銀行や郵便局、カード会社によって異なり、郵便局の方が手数料は安いです。

WISEにも注意点はある

WISEは便利ですが、日本のクレジットカードとは性格が異なります。

クレジットカードのようなポイント還元や旅行保険は基本的にありません。

そのため、

  • 高額な買い物
  • 航空券の購入
  • 高価な商品の決済

などは、補償が付帯している日本のクレジットカードを利用する方が安心な場合もあります。

私は用途によって使い分けるのが良いと思っています。

WISEを使う時に気を付けたいこと

WISEはとても便利ですが、日本の銀行のような手厚い補償があるわけではありません。

そのため、口座に必要以上のお金を入れないことをおすすめします。

旅行中に使う予定の金額だけを入れておき、足りなくなったら追加する方法です。

WISE口座同士なら送金はほぼ瞬時にできますし、日本の銀行口座からのチャージもそれほど時間はかかりません。

便利なサービスだからこそ、安全対策もしながら上手に活用したいものです。

円安でも、行きたい時に旅をするために

20年以上フィレンツェで暮らしていて感じるのは、旅行は「いつか行こう」と思っていても、その機会が永遠に続くわけではないということです。

母が何度もフィレンツェへ来てくれたことも、今では大切な思い出になっています。

コロナ禍を経験した今、

「行ける時に行く」

という考えるようになった人も増えたのではと思います。

円安だからこそ、両替方法やATM選びを工夫しながら、少しでもお得に、そして安全にヨーロッパ旅行を楽しみたいものですね。

WISEについてはこちらへ