40℃を超える日もあったフィレンツェ。
ここ数日は最高気温が35度と少し暑さが落ち着き、朝晩には心地よい風が吹くようになったので、久しぶりにボーボリ庭園まで散歩に行ってきました。

夏のフィレンツェは観光客で賑わいますが、ボーボリ庭園は緑が多いので街中よりも気温が少し低く感じられ、木陰を歩いていると涼しい風が通り抜けます。

2026年夏のボーボリ庭園は改修工事中
今年の夏は、ボーボリ庭園のシンボルともいえる円形劇場や噴水の改修工事がまだ続いていました。
また、庭園の一番高い場所にある陶器美術館も休館中で、その前に広がる花壇も例年より少し手入れが控えめな印象でした。
初めてフィレンツェを訪れる方や、一度しか来られない旅行者にとっては、入園してから工事中と知ると少し残念に感じるかもしれません。

それでもボーボリ庭園は市民の憩いの場所
一方で、フィレンツェに住んでいる私たちにとっては、ボーボリ庭園は季節ごとに散歩を楽しめる大切な場所です。
鳥のさえずりを聞きながら歩いたり、運が良ければリスに出会えたり。
街の中心とは思えないほど静かな時間が流れています。
工事中でも庭園自体は十分広く、木陰も多いので、暑い季節でもゆっくり散歩を楽しむことができ、子供たちの遊び場にもなっています。
なぜ観光シーズンに工事をするの?
「どうしてこんな観光シーズンに工事をするの?」
そう思って理由を聞いてみたところ、冬は雨が多く気温も低いため、修復した部分が乾くまでに時間がかかるそうです。
文化財の修復は天候にも左右されるため、効率を考えると夏の方が作業を進めやすいとのことでした。
観光客にとっては少し残念ですが、何百年も先まで文化財を残すためには必要な工事なのだと思います。
散歩の後はイタリア式アイスコーヒー
散歩の後は、ピッティ宮殿内のバールで少し休憩。
暑い日には、イタリア式アイスコーヒー「カフェ・シェケラート(Caffè Shakerato)」がおすすめです。

エスプレッソを氷と一緒にシェーカーで振って作るため、きめ細かな泡ができ、普通のアイスコーヒーとはひと味違う美味しさがあります。
夏のフィレンツェを訪れたら、一度ぜひ試してみてください。