ヨーロッパ旅行のお得情報- 飛行機の遅延補償EU261-

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ヨーロッパを旅行する際に知っておくと便利な法律、「EU261」をご存知ですか?

簡単に言うと、ヨーロッパ発着の飛行機が3時間以上遅れた場合、航空会社が乗客に補償金を支払うという法律です。

日本に比べるとイタリアの公共機関は遅れることで有名で、イタリアだから、ヨーロッパだからしょうがないと思ってしまいまいがちです。

しかし、ヨーロッパの法律は消費者を守る法律が結構あり、知っている人は上手に活用しているので、もし当てはまるかなと思ったら申請してみてください!

補償が受けられるフライトとは?

  • 対象フライト: EU内を出発・到着するフライト、またはEU拠点の航空会社が運航する、EU外からEU内へのフライト

  • 遅延・欠航: 航空会社の責任による遅延や欠航が対象です。たとえば、航空機の整備不良や乗務員の遅れなどが含まれます。

  • 例外: 悪天候や空港のストライキなど、航空会社の責任外の事由は対象外となります。

補償金額はどのくらい?

フライトの距離や遅延時間に応じて、補償金額が異なります。ここで重要なのは、遅延が発生した場合、補償を受ける権利があるということです。以下に、フライト距離別の補償金額をご紹介します。

  • €250: 1,500km以下のフライト(3時間以上の遅延・欠航)

  • €400: 1,500kmを超えるEU内フライト、または1,500km~3,500kmの国際フライト(3時間以上の遅延・欠航)

  • €600: 3,500km超の国際フライト(4時間以上の遅延・欠航)

遅延が3時間以上であれば、最長で€600の補償が受けられることになります。

さらに、現金だけでなく航空会社の1年間有効なクーポンを選ぶと、600ユーロが800ユーロなど多く支払われます!

食事代も補償対象!

遅延中に空港で食事を取った場合、その費用も補償の対象になります。

レシートを取っておくことで、後から補償を受けることが可能です。

食事代やドリンク代が戻ってくるなんて、嬉しいですよね。

申請の流れ

補償を申請するには、航空会社のアプリやウェブサイトからクレームを提出します。

申請には以下の証拠を添付することが重要です:

  • 航空券(予約確認書など)

  • 遅延の理由(航空会社からの通知など)

  • 到着時間の証明(LINEやメールで到着時刻を確認したスクリーンショット)

  • 食事代のレシート(空港で食べたもの)

申請は簡単で、必要書類を添付して提出するだけ。

筆者も実際に申請したところ、2週間ほどで状況確認のメールが届き、状況を説明し、上記の証明できるものを添付して返信しました。

英語が苦手な方は、日本語で書いた文章をChatgptに下記のようにお願いすると英文にしてくれます!

「航空会社への遅延の補償申請の返信です、英語に訳してください。」

クーポンは次の日に送られてきて、食事代などは1週間以内に振り込まれました。

WISE口座でさらに便利に!

補償金はユーロ口座に振り込まれるので、ユーロ口座を持っていると便利です。

もしユーロ口座がない場合、WISE口座をおすすめします。

WISEは無料でヨーロッパ内の口座開設ができ、ATMでユーロを引き出したり、オンラインで支払いができる便利なプリペイドカードも発行できます。

ユーロが安い時に円をユーロに両替しておくと便利ですし、1,000円でカードを発行しておくと、プリペイドカードとして色々なお店で使えますし、ヨーロッパの銀行、ATMでユーロを下ろすことが出来て本当に便利です!

 

まとめ

EU261は、ヨーロッパ旅行時に役立つ法律です。

遅延や欠航が発生した際には、航空会社から補償を受ける権利があるので、ぜひこの情報を活用して、よりスマートに旅行を楽しんでください。

補償の申請も簡単なので、必要書類をしっかり準備して、しっかり補償を受けましょう!