フィレンツェお土産探しpart1【キッチン用品、食材探し】

アパートに滞在しているお客様から良く質問されるのが、どこでお土産を買うか。

フィレンツェは小さい街ですが、世界からの観光客が集まってくるので、お店の数は星の数ほどあり、一つ一つお店を見て回るといくら時間があっても足りません。

 

イタリア・フィレンツェならではのお店をセレクトしてみました。

キッチン用品のお店

お料理が好きなのでキッチン用品が見たいということで行ったのはBartolini。

ちょっとしたキッチン用品ならメスティケリア(Mesticheria)で用が足りますが、珍しいキッチン用品やお洒落なキッチン用品を探す場合におすすめなのがバルトリーニです。

ラビオリ・トルテッリーニ・パスタ・・・・・などを作る器具が沢山あり、どう使うかの説明だけでも楽しかったのですが、面白い器具が沢山あり、全てそろえたら、置き場所がないだろうな・・・という程。

↑この器具は、ニョッキをつくるもの。この台の上でころがすそうです。
中の棒を使うと、ギザギザのパスタが出来るそう。
右は、1800年代に使われていたもので、売り物だそうですが、使い勝手は新しいほうがよく、殆ど飾りで買っていくそうです!

 

↑これは、リグーリアのパスタCORZETTIコルツェッティを作る器具。

昔、結婚をする際、新郎新婦の名前の頭文字を彫り、パスタにしたそうです。
写真の絵柄はフィレンツェのシンボル”ジッリォ”。
日本で流行っているようで、日本人が来るとこれを聞かれるそうで、聞いてもいないのに出してきてくれました!

↑そして、パスタを干すもの!
何でもあり、パスタが茹で上がったか味見をする棒も売っていました!
その他、バイオリンのクッキー型が売っていて、買おうか迷いましたが、次回にします!

Negozio – Bartolini Firenze

 

食材探しなら市場

色々な広場で開催している市場へ行くのも楽しいですが、市場は毎日出ているお店が色々と変わるので、日々の生活の食材を買いにいくならいいですが、珍しい食材だったり、一か所で色々なお店を見たい時におすすめなのが中央市場です。

食材を買う時にチーズバルサミコなど味見をして買えるお店があるのも嬉しい所です。

 

味見をさせていただいたのは手前から、25年物のバルサミコ酢とパルメザンチーズ、タレッジョチーズ、白トリュフ入り蜂蜜♪

これらの味見が終わると、数年~数十年熟成されたバルサミコ酢の味見へ。

私たちはスプーンで舐めただけなので、12年ものが一番美味しく感じましたが、他の食べ物とあわせるとまた違う美味しさが楽しめるそうです。

 

バルサミコ酢は、昔、食後の消化剤としてスプーン一杯舐めていたそうで、生活には欠かせないものだったそうです。

その為、バルサミコで有名なモデナ地方では、結婚する際、花嫁道具としてバルサミコをつくる樽を持たせたとか。

 

市場ではこんな面白いお話を沢山聞けることがあります。

 

それから、ドライフルーツの種類も沢山!
オレンジ・キウイ・洋梨・メロン・・・・ミニトマトなんていうのもありました!

 

イタリアといえば乾燥ポルチーニ。

中央市場にはポルチーニ専門店もあり、小さいものから特大まで揃っています。

乾燥トマトは味見させてくれたのですが、このままでもとっても美味しい!

1年~1年半は日持ちしますが、お湯に5分くらいつけて、よく水分を取り、一日乾燥させてからオイルとニンニクや好きなハーブと漬けておくと長持ちするそうです。

中央市場